Salvatore Ferragamoコレクションと出会い、様々に表現される25歳・ロウンの姿たち
Q:今年の夏、SF9 8枚目となるミニアルバム「9lory US」での活動を終えられ、最近はどのようにお過ごしですか?
A:来年放送予定(韓国にて)のドラマ「先輩、そのリップスティック塗らないで」でチェ・ヒョンスン役にキャスティングされました。なので撮影に集中していました。
Q:「先輩、そのリップスティック塗らないで」は、会社の先輩ユン・スンア(ウォン・ジナ)と後輩チェ・ヒョンスンの関係を描いたドラマと紹介されていますが、台本を初めて読んだときチェ・ヒョンスンの印象はどうでしたか?
A:チェ・ヒョンスは、現実に存在しないようなキャラクターです。プライドがとても高いけど、人に迷惑をかけることもなく、愛や憎まれる準備もできている人物です。彼が持っている魅力は、一言で“よどみない”です。
台本の中の彼の姿について知人たちに聞いたりもしました。あるシーンでチェ・ヒョンスをどれだけ表現すれば、視聴者の皆様がこれから続く(チェ・ヒョンスの)姿を期待してみてくださるか悩んだので・・・
キャラクターを精密に見せられるように一生懸命勉強をして、アドリブにも挑戦しています。
そして、チェ・ヒョンスは僕と少し違うと思いましたが、チェ・ヒョンスを演技するために準備をしながら“僕のこんな部分も、もっと満たされればいいな”と感じたりもしました。
Q:どのような点でチェ・ヒョンスちと自身が違うと感じましたか?
A:誰でも自分がどのような人なのか客観的に見ることができないし、僕にもたくさんの自我があると思います。ですが、僕がこれまで自分自身で感じてきたキム・ソクという人は、プライドがそこまで高くないみたいです。その反面チェ・ヒョンスは、多くの人たちの前に出ることを恐れず、ありのままを表現します。その気持ちを伝える方法が下手なだけで、実は奥深い心の持ち主です。そして前作でもある「偶然見つけたハル」のハルが1だとすれば、チェ・ヒョンスンは10の姿を持っています。関わる人物がとても多いので様々な姿をお見せできますが、一方ではその中で僕とている面もあるみたいです。
Q:あるインタビューで作品の中のキャラクターについて“僕と違う人ではなく、僕の違う姿みたい”と話しておられましたよね?演技をしながら自身の内面の姿を発見していくことは簡単なことではないようですが、このことを通じて他人を見る目が変わりましたか?
A:演技は、分で書いてある内容を実際に形にしていく仕事なので、その過程で考えが変わったりもするみたいです。演技を始めてから他の人を一方的に判断しないように努力しています。他の人たちもまた僕を一方的に判断されないことを望んでいます。
Q:「偶然見つけたハル」撮影当時、ハルになるために日記を書いたと聞きました。「先輩、そのリップスティック塗らないで」を準備ながら新しく試みたことはありますか?
A:本作を本格的に始める前に不安な感情に襲われました。上手く成し遂げたいという気持ちが大きかったみたいです。一日に何時間も台本を握っていましたが、それが逆に僕を縛り付けていると感じました。なので準備を沢山せずに“一回やってみよう!”と真正面からぶつかりました。決まった答えが無いので。自分自身で探し出した答えを疑って不安になるか、自信を持って信じるかの2つのうち1つのようです。今は、心持も楽になろうと努力しています。そして、些細な事。例えば、ドラマの中の事務所の僕の席に置かれた小道具を持っていきます。ペンだったりステッカーが貼られた位置などに僕が考えた意味を付けくわえます。実際の放送に映らなかったり、視聴者の皆様には見えないかもしれないですが、僕の同線の中で十二活用できる者たちを直接準備しようとします。
Q:前作と同じように「先輩、そのリップスティック塗らない」もラブコメですね。これから演じてみたいキャラクターをかんがえてみたりもしますか?
A:勿論です。ひとつひとつ説明できないぐらい多いですが、キャラクターが強かったりカッコよく見えない役にも挑戦してみたいです。僕が演じるキャラクターが見る人たちにとって“ロウンのだれか”じゃなく“その人”として記憶されれば、とても嬉しいと思います。